
CCSP®とは

CCSP(Certified Cloud Security Professional)は、クラウドサービスを安全に利用するために必要な知識を体系化した資格で、Cloud Security Alliance (CSA)と共同で開発しました。
サイバー・情報・クラウドコンピューティングセキュリティの実務経験に基づく専門的能力と、クラウドセキュリティの専門知識を認証することで、企業は、重要な機能に対して適切な専門家が対応していることを確認することができます。
「クラウドファースト」を推進する組織において、クラウドサービスの情報セキュリティを確実にするため、 CCSP有資格者に管理を任せるケースが増加しています。
ITに関する業務に従事した経験が5年以上(うち、情報セキュリティに関する業務が3年以上、CCSPの6ドメインのいずれかに関する業務経験が1年以上(もしくはCCSK合格))必要となります。
(ISC)² 公式CCSP CBKトレーニング
(ISC)²では、CCSP®認定資格に関するトレーニングを定期的に開催しております。
詳細は、「NTTアドバンステクノロジ(株)CCSP CBKトレーニングセミナー」をご確認下さい。

- トレーニングスケジュール
日程 | 1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目 | 5日目 |
2020年 | |||||
6月 | |||||
9月 | |||||
12月 | |||||
2021年 | |||||
2月 |
※トレーニング申し込みについてはこちらをご参照ください。
資格紹介
(ISC)²では、定期的にCCSP®認定資格に関するセミナーを開催しております。
下記にて過去に開催したオンラインセミナーをご覧いただけます。
- 「CCSP資格紹介」では、(ISC)² Director of Business Development,Japanの小熊 慶一郎氏がCCSP®認定資格について解説しております。
- 「CCSPチャレンジセミナー」では、(ISC)² 認定講師の諸角昌宏氏がCCSPの6ドメインの中からセミナー内容をピックアップして講義を行います。
(ISC)² 認定講師 諸角氏からのメッセージ

日本政府が、クラウドサービスの利⽤を第一候補とする⽅針(クラウド・バイ・デフォルト)を打ち出しているように、クラウドの利⽤が急速に拡⼤しています。同時に、クラウド環境におけるセキュリティを理解することが重要になっています。しかしながら、クラウドのセキュリティは、全てクラウド事業者が責任を負ってくれるというような間違った理解をされているケースも⾒受けられます。
クラウドセキュリティの基本は、責任共有モデルであり、クラウドの利⽤者と事業者が、責任境界を理解し、お互いに責任を持ちながら進めていく ことが重要です。そのためには、クラウドセキュリティを系統⽴てて学び、実践に結び付けていくことが必要です。これは、クラウド事業者、利⽤者双⽅に必要となる知識です。(ISC)²が提供するCCSP (Certified Cloud Security Professional) は、クラウドサービスを安全に利⽤するために必要な知識を体系化した資格として、クラウドセキュリティの専門知識を習得することができます。
CCSP認定保持者インタビュー

CCSP認定保持者のNTTアドバンステクノロジ株式会社 セキュリティ事業本部 担当部長の秋葉淳哉氏に、CCSP取得のきっかけ、勉強法、資格を持つメリットなどについてインタビューしております。
インタビュー記事はこちらをご覧ください。
(ISC)² 自己学習オンラインコース
(ISC)²では、自己学習オンラインコース「Online Self-Paced Training」(英語)を提供しております。
CCSPとCCSK

(ISC)² のCCSPと、CSAのCCSKは互いに補完関係にあります。CCSKはCSAのガイダンスをベースにしたクラウドセキュリティに関する網羅的、基礎的な基盤となる知識を証明する資格で、CCSPは経験に基づく、より深く高度なセキュリティの知識を要求します。CSAではCCSK取得者に対し、CCSPを目指す事を推奨しています。