ISC2のCertified Secure Software Lifecycle Professional (CSSLP)認定資格は、過去一年間で最も価値が高まった10のIT認定資格にランクインしています。リサーチャーであるFoote Partnersは、2020年ITスキルと資格の賃金指数レポートの一環として、米国とカナダの3,300社以上の雇用主から賃金データを収集し、このリストを作成しました。
指標は、認定保持者の賃金の割合から認定の価値を算出しています。研究によると、CSSLP認定保有者は、一般的な賃金より13%高い賃金を得ています。
この指標は、資格保有者、または資格取得を計画している人に、資格の真の価値がどれくらいあるのか、実際の市場価値に基づいた情報を提供しています。上位10位にランクインしていることは、それを代表するスキルの需要が高く、雇用主はそれを獲得した専門家に追加の賃金を支払うことを望んでいることを証明しています。
このリストに含まれていることは、企業が重要なアプリケーションのためにクラウドインフラストラクチャへの依存度を高める中で、セキュアなソフトウェア開発と DevSecOps の重要性が高まっていることの証拠でもあります。現在は、オンプレミスのワークロードと複数のクラウドを混在させたハイブリッド環境が標準化される傾向にあります。RightScaleによると、組織は平均して約5つのクラウドを使用しています。
CSSLPは、サイバーセキュリティの専門家が策定したベストプラクティスとポリシーを用いて、ソフトウェア開発のライフサイクルを通じた認証、認可、監査に必要なスキルと知識を検証します。CSSLPは、ソフトウェアアーキテクト、開発者やエンジニア、プロジェクトマネージャー、セキュリティマネージャー、ペネトレーションテスター、ソフトウェア調達アナリスト、アプリケーションセキュリティスペシャリスト、ソフトウェアプログラムマネージャー、品質保証テスター、ITディレクターやマネージャーのために開発されました。
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原文記事: https://blog.isc2.org/isc2_blog/2020/09/the-value-of-csslp-certification-is-surging.html