2022年 プレスリリース

2022年3月24日

ISC2と NTT-AT が、SSCP サイバーセキュリティトレーニングの日本語化および提供に関する提携を拡大

ネットワークおよびシステム管理者向けのサイバーセキュリティ・トレーニングを、
日本国内における独占的パートナーシップの拡大により、初めて日本語で提供します。

香港、2021年12月7日 - 世界最大のサイバーセキュリティ専門家資格の非営利団体であるISC2は本日、NTT アドバンステクノロジ株式会社(NTT-AT)との戦略的パートナーシップを拡大し、Systems Security Certified Practitioner(SSCP)トレーニングを日本語化し、日本で提供する契約を締結しました。

このたびのSSCPトレーニング日本語版の開発は、ISC2と長期的なオフィシャルトレーニングパートナー(Official Training Partner、以下OTP)であるNTT-ATとの新しい取り組みです。NTT-ATはこれまでにCertified Information Systems Security Professional (CISSP) の公式ガイドブックと問題集の翻訳と出版を手掛け、Certified Cloud Security Professional (CCSP)トレーニングの教材を翻訳、提供しています。そして現在、SSCP 公式受講者ガイドブック(第4版)と確認問題集の翻訳を開始しています。日本語における最初の公式SSCPトレーニングは、に2022年度第1四半期から提供する予定です。

最新版のISC2サイバーセキュリティ人材調査では、日本では27万6千人以上のサイバーセキュリティ人材が育っている一方で、まだ4万人ほど不足しています。APAC地域全体では142万人の不足に悩まされていることが明らかになりました。

「グローバル化し、インターコネクテッド化、デジタル化が進んだ昨今の環境において、日本において日本語で教育や専門能力開発を行う機会は非常に重要です。NTT-ATと協力して、世界的に認められた資格の参入障壁を取り除くことは、日本およびより広い地域におけるサイバーセキュリティスキルの需要と供給の課題に対処するための重要なステップです。ISC2 APACマネージングディレクターであるClayton Jones氏は、「私たちは、教育の選択肢を広げ、サイバーセキュリティの人材を育成するための継続的な取り組みと支援を歓迎します」と述べています。

ISC2のサイバーセキュリティ専門家が開発したSSCPは、セキュリティのベストプラクティス、ポリシー、手順を用いたITインフラの実装、監視、管理に必要な高度な技術スキルと知識を持つ実務家であることを証明する資格です。

「ISC2のSSCPは、ICT技術者の情報セキュリティ分野への登竜門となり、CISSPやCCSPへのキャリアアップにつながるでしょう。私たちは日本国内で初めてSSCPの継続的な教育機会を提供し、日本の情報セキュリティ人材基盤の強化にさらに貢献します。」と、NTT-ATの伊藤新取締役は述べています。

NTT-ATは、「CISSP CBK公式ガイドブック 」を日本語に翻訳し、日本語による公式 CCSP CBK トレーニングも提供しています。また、サイバーセキュリティの専門家として最高レベルの有効なスキル、能力、経験を確保するため、組織内の特定の役割や機能については、関連する従業員にCISSPやCCSPの資格の保有を推奨しています。

SSCP資格の詳細については、こちらをご覧ください。

ISC2について

ISC2は、安全で安心なサイバー世界の実現に向けて活動する国際的な非営利会員団体です。高い評価を得ている
Certified Information Systems Security Professional (CISSP®) 資格で知られる ISC2は、セキュリティに対する網羅的で実用的なアプローチの一要素となる資格のポートフォリオを提供しています。16万人以上の会員は、サイバー、情報、ソフトウェア、インフラストラクチャのセキュリティ専門家で構成されており、業界の発展に貢献しています。私たちのビジョンは、私たちの慈善財団である The Center for Cyber Safety and Education™による、一般の人々に教育を提供するというコミットメントによって支えられています。ISC2の詳細については、www.isc2.org (日本語サイト:
japan.isc2.org)をご覧ください。是非 TwitterFacebook そしてLinkedInをフォローしてください。

NTT-ATについて

NTT-ATは、1976年の創立以来、NTT グループの技術的中核企業として、NTT研究所のネットワーク技術、メディア処理技術、日本語処理技術、環境技術、光デバイス、ナノデバイス技術などの多彩な先端技術のみならず、国内外の先端技術を広く取り入れ、それらを融合してお客様の課題を解決し、お客様にとっての価値を提供し続けています。

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Head of Communications EMEA
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cgreen@isc2.org
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